鳥取県西部の町、大山(だいせん)町。そこには日本で三番目の国立公園「大山隠岐国立公園」や鳥取砂丘に並ぶ自然遺産、中国地方の名峰、大山がそびえ立ちます。
そんな地名と名峰の名が付けられた地鶏が、今回の主人公「大山鶏」。私たち、すみれの看板メニューたちに使われる食材です。
「大山鶏」を飼育し、加工や流通、販売まで一手に担うのが、県内に本社を置く「㈱大山とり」。そんな大山鶏の特徴を紹介しましょう。
まず飼育のお話し。鶏たちが食べている飼料について。
他の鶏が食べている飼料ではなく、専門会社との共同開発の「大山どり専用飼料」が与えられています。
この飼料が、腸内細菌を整えて、バランスの良い脂乗りと旨味を生み出しているそうです。
続いて、加工時の工夫について。スーパーなどで売っているお肉を見ると、パックの中に液体が出ていることもあります。
これが、旨味が外へ逃げ出す「ドリップ」という現象。大山鶏の加工では、1羽1羽を個別に空気で冷却を行います。こうすることで、肉が水を吸収しなくなります。
その結果、ドリップによる栄養分や美味しさのロスが少なくてすみます。
最後に流通や生産管理について。同社では、飼育~処理まで一貫とした生産・管理体制を敷いています。これらを自社管理することで安心かつ安全なお肉を実現しています。
どうでしょうか。こうした育てられ方をしている大山の料理なら、安心して食べることができますね。すみれでは、定番の串焼きから部位ごとに美味しい食べ方でお客様のテーブルへ。
お好みの飲み物と気の合う仲間たちと共に、歓迎会・送別会の素敵な時間をお過ごしください。